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山河ありても国破る

東北にも遅い春が来た。
東日本大震災の被災地にも、忘れずに桜は咲いた。
こんな悲惨な状況にあっても、桜は季節が来れば咲くのだなあ、と思った。


ふと、杜甫の「春望」と云う漢詩を思い出した。


国破れて山河在り
城春にして草木深し
時に感じて花は涙を濺ぎ
別れを恨んで鳥は心を驚かす
烽火は三月に連なり
家書は万金に抵る
白頭の掻きて更に短く
渾べて簪に勝えざらんと欲す



「国破れて山河在り」とは、今の被災地を映しているかの様でもある。


が、ここで、ハタと想った。
国破れて山河在りで本当に良いのか?
そこに住む被災者達の未曾有の苦しみは、計り知れない。


この度の震災は、基本的には天災である。
だが、天災ばかりが災難ではない。
実際に、世界各地では、戦争や内戦で多くの人々が苦しみに喘いでいる。
我が国には、そうした事に対する備えが全くと云って無い。
「国破れて」が「国敗れて」になった場合、如何なる事になるか?
チベットや東トルキスタンを観れば、その様は明らかである。


国が破れても、国民が絶えても、山河は残るであろう。
だが、山河が残って、国民が死に絶えて何になろう?
嘗て、一億玉砕して天皇を護ろうとした愚かな思想があった。
それと同じではないか?
国破れて山河を残しても、何の意味もない。
国民の生命と財産を護り、国破れずして山河も在り、が大事なのである。
それを為すのが、国を司る者の務めである筈だ。


はたして、今の政権にその務めを果たすべく用意はしているであろうか?
その務めを果たす覚悟のある者は居るのであろうか?
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