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コップの中の嵐の外で

報道によれば、リビアのカダフィ政権が事実上崩壊したと云う。反乱軍が、首都トリポリの大部分を制圧したと云う事である。
この状況を、北鮮の金正日はロシアで観ている事だろう。
リビアのカダフィ政権の崩壊が、北鮮にどの様な影響を与えるだろうか?

金正日はこう思っただろう。
カダフィは核開発を認め、核兵器を放棄する事で、欧米との和解を演出しようとした。
だが欧米は、リビアで反乱軍が放棄した時、カダフィの敵に回った。NATOは反乱軍に武器を援助し、カダフィの政府軍に対して空爆を行った。
反乱軍がこの短期間でここまで首都を制圧できたのは、NATOの援助があったからこそに他ならない。
カダフィの核放棄の決断は、何の役にも立たなかった。

金正日は、カダフィの二の轍を踏むまいと心に決めているに違いない。
核を放棄しても、欧米と和解しても、政権の維持には繋がらない。
民衆に情報を与えてはならない。民衆に力を与えてはならない。民衆は徹底して弾圧しなければならない。
金正日はそう思った事だろう。

北鮮は今、六ヶ国協議に応じるかの様な姿勢を見せながら、一方で金正日は北京政府に訪問し、また一方でロシアを訪問している。
これまで北鮮がそうして来た様に、北鮮はこれからも、大国を渡り歩き天秤にかけ競合させ、ゆすりたかりの我田引水の外交を繰り返して、自らの独裁体制を維持する道を辿ろうとするだろう。

北鮮は、決して変わらない。
北鮮を変えるには、金王朝を変える以外には有り得ない。
これまでも、そしてこれからも、である。

リビア情勢のニュースを、遠い中東、北アフリカの国の出来事としか観ていない者も多かろうが、それが身近な東アジア情勢にも影響していると云う事に、我が国国民も政治家も認識すべきである。
同じ民主党政権である以上、総理大臣の首を挿げ替えても何も変わらないと云うのに、次の総理を誰にしようかとコップの中の嵐に明け暮れている場合ではあるまい。
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原発事故と高速鉄道事故

東日本大震災の後、福島県にて原子力発電所の事故が起こった。
一方先月、大陸の温州で高速鉄道で事故が起こった。
この二つの国で起こった事故は、同じ原因、同じ構造に因るものだと思う。
つまり、これは両方とも人災なのだ。どちらも、運転する事を第一義として、安全管理に万全を来さなかったが為の人災なのだ。

事故の後の対応も、非常に良く似ている。どちらも、情報公開を怠りその結果国民からの非難を浴びた。どちらも事故後にきちんと対応していれば、ここまで事態は混乱しなかった筈である。

しかし、唯一この二つの事故で異なる点がある。
それは、我が国でそれ以外の原子力発電所の運転までもが停止され、再稼動を許さない世論が巻き起こった事である。
高速鉄道で事故があったからといって、高速鉄道は危険だから高速鉄道を廃止しろと云う声は無い。
にも拘らず一方では、原子力発電所は危険だから原発を廃止しろと云う声が沸き起こっている。
高速鉄道事故では、多くの死者犠牲者が出た。
しかし、原子力発電所の事故では、死者は出ては居ない。
ここに、我が国のナイーヴさが浮き彫りとなっている。

墜落事故が怖いなら、飛行機を飛ばさなければ良い。
沈没事故が怖いなら、船を走らせなければ良い。
交通事故を撲滅したいなら、世界から自動車を廃止させれば良い。
戦争が怖いなら、侵略国の奴隷となれば良い。

失敗をしない人間は居ない。
大事な事は、次に失敗をしない為に何をするか?どう工夫するか?であり、人類はそうして進歩して来た。そうして技術は日進月歩を繰り返し、文明は発展してきたのである。
しかるに、失敗をしたからと云って、それをやめてしまえと云う風に極論に走る者が近頃多い様に見受ける。
その結果、「一位じゃなければいけないんですか?二位では駄目なんですか?」こんな事を言い出す輩も出て来る。

我が国の原子力技術は、世界トップクラスである。外国に輸出できるレヴェルである。
この度、大きな事故となったのは、きちんと安全対策を施しておれば防ぎ得た筈の事故であり、それ故の人災なのである。つまり、きちんと安全対策さえ施していれば、事故は起きない。にも拘らず、ヒステリックに原発反対論が急台頭している。

このまま世論が原発廃止の流れを増し、我が国から原子力発電所が消えれば、これまで培って来た我が国の原子力技術が消滅する。これは技術立国日本の自殺行為に他ならない。
一時の感情論に任せてヒステリックに事を進めれば、後世に大きな禍根を残すだろう。
我々が成すべき事は、この度の失敗の結果から、逃げ出す事ではない。困難から逃げ出していては、結局それまでなのである。
失敗を克服し、より安全で高度な技術を追求すべきである。危機に直面し、困難に立ち向かい、それを克服してこそ我々人類は進歩できるのである。

これは原発ひとつにとどまる問題ではない。
あらゆる物事に対する、我が国国民の問題なのである。
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