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消費税率増税のタイミング

最近の政局を見ていると、どうも何名かの無能で有害な閣僚の首と引き換えに、与野党(民主党と自民党)が増税の方向で手打ちをしそうな雰囲気である。
それも、2014年に8%に増税し、更に2015年に10%へと増税すると云う、二段階増税だと云うのである。
何と云う経済センスのなさだろう。

一応、私個人のスタンスを言っておくと、現段階での消費税増税には反対である。

くどくどと書いても仕方ないが、一言で言えば、消費税は消費を抑制する効果があり、景気減退に働く。
デフレが続く現在、消費税の増税は百害あって一利無しである。
まして、二段階での増税など、二度に亘って景気を減退させようと云うのである。

そもそも、何の為の増税であるのか?

少子高齢化社会が進み、福祉に金がかかるのだと云う。
福祉の為の予算の為に、政府が増収しなくてはならない。その為に増税するのだと云う。

だが今、消費税を増税すれば、消費は抑制されて経済が更に減退する。デフレも進行する。
そうなれば、結果として税収は落ちる。増えはしない。
二段階での増税となると、事実上、二度増税すると云う事であり、二度経済を減退させて、二度税収減を招く原因を作ると云う事だ。
本末転倒である。
必要なのは政府の「増収」であり、「増税」ではない。

念の為に言っておくが、別に消費税の増税その物に反対しているわけではない。
個人的には、10%までならば消費税は増税しても良いと思っている。
だが、今はその時ではない。そう言っているだけである。
消費税の増税は、経済が成長段階に入り、景気が回復した時に行うべきである。

そう云うと、消費税増税論者の多くが
「それなら何時なら良いのか?」
と反論する。
「'90年代にバブルが弾けてこのかた、景気の回復など見られないではないか?」
と。

消費税の増税のタイミングは、ズバリ「2020年」である。
このタイミングで、一度に10%にする。それだけで良い。
二段階の必要は無い。一度に10%に税率を増税する。それだけで良いのは、不必要に景気経済の減退を起こさせない為であるのは言うまでもないだろう。

どうして2020年かと言われるかも知れない。

景気と経済には周期がある。
ここ百数十年だけ見ても解ると思うが、30年に一度の周期でバブルが訪れる。
古くは明治維新期のウサギバブルから、近年では1980年代終わり頃のバブルまで、概ね30年に一度程の周期でバブルは訪れる。
30年経つと、前のバブルを知らない世代が経済社会の主役世代となる為だと云われる。
このまま行けば、2020年前後頃には周期的に見て、規模は'80年代バブル程ではないにしても、ある程度のバブル景気が訪れるだろう。消費抑制効果のある消費税の増税のタイミングは、過剰なインフレを抑制する為に過剰消費を抑制する必要が生まれる、この時しか無い。

そして、逆説的な言い回しになるかも知れないが、消費税を増税したいのであれば、2020年頃にバブルが起こる様に景気操作が必要なのでもある。
その為には、デフレの続く景気減退が収まらない今、消費税を増税して消費を抑制して更なるデフレと経済縮小を促進させてはならない。
今すべきは、財政出動によるインフレターゲットの景気刺激の経済政策なのである。

今、2020年に東京でオリンピックを行おうとしている。
IOC国際オリンピック委員会による評価では、候補地三都市では東京が一番高い評価を受けている。前回もそうだったが、結果として落選したのは我が国国内の国民の支持率の低さである。
故に、政府は政官財一体となって東京オリンピック招致運動を盛り上げ、国民の意識と支持率の向上を企図し、2020年東京オリンピックを実現させなくてはならない。

2020年に東京でオリンピックを開催する。
つまり2020年をターゲットに、オリンピック特需を起こさねばならない。
2011年のテレビ地上デジタル化に伴ったデジタルテレビへの買い替えや、エコポイントやエコカー減税に伴って買われた各種製品の、買い替え時期もこの2020年頃に集中するだろう。
2020年前後頃は、バブル景気が起こり易い条件が揃っているのである。
このタイミングを目指して、政府はインフレ誘導の景気対策を行い、2020年バブルを云わば人為的に発生させる事によって、消費税税率を増税する千載一遇のチャンスを得るのである。

景気経済と財政政策は不可分であると知らねばならない。
政府に金が必要だからと言って闇雲に増税しても、結果は政府の増収には繋がらない。
財政政策と経済政策は、一体として考え、確たる戦略を持って行わなければならないのである。
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