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国際社会の越年騒擾

我が国では、比較的平和な情勢で平成26年を迎えた。
この年末年始のニュースを見ていても、絵に描いた様な平和ムードで一杯である。
しかし、世界ではそんな事など関係無く、戦々恐々とした日々を送っている国が沢山あるのである。


東南アジアのタイ王国では、インラック首相率いる与党タイ貢献党と、ステープ元副首相率いる野党民主党との対立が激しさを増している。

インラック首相は、不正汚職の容疑で国外逃亡中のタクシン元首相の妹で、総選挙で正式に選ばれた首相だ。
対するステープ元副首相率いる民主党は、インラック政権打倒を掲げ、首都バンコクを中心に激しいデモ活動を行っている。都市部では、圧倒的な支持を得ていると云われる。
これに対しインラック首相は、議会を解散し総選挙に打って出た。

インラック政権は、都市部では人気が低いものの、農村を中心とした地方で圧倒的な指示があり、総選挙を行えば勝利は確実視されている。
インラック政権は、政府が農家からコメを事実上市場価格の倍の価格で買い取る政策を行っており、これによって農村部から強い支持を受けているのである。
だが、それは結局、都市部からの税収で農村部にバラマキを続けていると云う事であり、都市部での不満が爆発した格好だ。
反政府勢力は、総選挙をボイコットし、あくまでデモで政権を転覆させて政権を握りたい構えだ。


東欧の元ソヴィエトの一部であったウクライナでも、大統領の政策に対して激しいデモが繰り広げられている。

ウクライナのヤヌコビッチ大統領は、11月下旬に調印予定だった、EUとの連合協定を見送った。
ウクライナはこれまで、EU加盟を目指して盛んにEUとの接触交渉を続けていたが、ウクライナを自国の勢力圏内に止めておきたいロシアがこれに反発。ロシアは、旧ソヴィエト圏で作る関税同盟へのウクライナ加盟を強く働きかけている。
プーチン政権のロシアは経済援助と経済圧力の使い分けなどで、激しい圧力をウクライナ側にかけ、その結果、ウクライナのEUとの協定調印の調印見送りとなった。

これに対し、EU加盟を熱望する西部地方を中心にデモが激化。
EUのファンロンパイ大統領もウクライナ入りするなどして、EU加盟派と親ロシア派との対立が、国家を二分する勢いで激化している。


一方ロシアでも、ボルゴグラード(旧スターリングラード)で爆発テロが起こり少なくとも16人が死亡している。
またその翌日には、同じボルゴグラードで満員のトロリーバスで自爆テロが発生。14人が死亡している。
少し前にはソチでバス爆発テロもあったりと、ロシア南部・北カフカス地域のイスラム武装勢力は、プーチン大統領が就任した2000年以降、市民への攻撃を繰り返しており、ソチオリンピック妨害を企図したテロが続発し、またこれからも起こるであろう。


アフリカでは、2011年にスーダンから独立したばかりの南スーダンで、内戦状態が勃発している。
南スーダンでは部族間対立が根深く、多数派ディンカ族のキール大統領が昨年7月、ヌエル族のマシャール前副大統領を解任したのがきっかけで、マシャール副大統領派によるクーデタ未遂事件が発生。
クーデタは失敗したものの、これを機に反政府武装勢力が一斉蜂起し、内戦状態に突入しつつある。

欧米による対話の呼びかけに対しても、キール大統領は無条件で応じる姿勢を表明しているが、マシャール副大統領派は、南スーダンで唯一の外貨獲得源である油田地帯を占領下に置いているとみられ、呼びかけに応える素振りを見せていない。

南スーダンには、独立以来、連合国(いわゆる国連)PKO部隊が駐留しており、我が国の自衛隊も首都ジュバに駐屯している。
韓国のPKO部隊が弾薬不足により、我が国自衛隊から供与を受けたりしたのが、この南スーダンPKOである。

首都ジュバの情勢は今の処安定している様であるが、首都から離れたジョングレイにあるPKO基地ではインド人兵士3名が殺害され。残り40名のインド人兵士は国軍の基地に移動した。そこに避難していた民間人が、武装組織に襲撃され虐殺されたとの報道もある。
また、アメリカの自国民救出の為に派遣されたオスプレイが、武装組織に襲撃され救出を断念し、一部報道によればその際にオスプレイが撃墜されたとの情報もある。
このままの状態だと、南スーダンは泥沼の内戦に突入するだろう。


また、南スーダンの隣国、中央アフリカでも昨年、少数派部族による反政府武装組織によるクーデタが発生。政権が転覆された。
治安が急速に悪化し、情勢安定の為に連合国(いわゆる国連)安全保障理事会で部隊派遣が決まり、旧宗主国のフランス軍を中心とした部隊が派遣されている。


この様に、世界は決して穏やかな年末年始を迎えてはいない。

すぐ隣の北鮮では、政権内の主導権争いで血の大粛清が行われつつある。

エジプトでは、選挙で選ばれたモルシ大統領が市民デモに便乗した軍によるクーデタで追放されて以後、新政権派とモルシ前大統領支持派との間での衝突が頻発しており、当分治安の回復は見込めそうにない。

東トルキスタン(所謂ウイグル自治区)やチベットでは、北京政府による弾圧と虐殺が密かに続けられ、漢民族による民族浄化(虐殺)支配が続いている。

中東パレスチナ情勢は、イスライェルによるパレスチナ不法入植が続けられ、和平の見通しは全く立たない状況で、パレスチナの抵抗とテロが度々起こり、イスライェル兵による弾圧も後を絶たない。

泥沼のシリア内戦では、アサド政府軍による市民への無差別虐殺が繰り返され、反乱軍側も相互対立で分裂抗争状態であり、全く先が見通せない状況である。


我が国領土でも、竹島や北方領土の不法占拠に留まらず、尖閣諸島への北京政府公船による領海侵犯が頻発しており、我が国による実効支配に影響が出始めている。


世界が動乱渦巻く中、我が国は相変わらずの平和ボケで、各国の緊迫した情勢は殆んど伝えられず、対岸の火事よろしく無関心である。
だが、戦火はもう目の前である。
今年は、より更に心してかからねばならない年になるだろう。
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