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集団的自衛権

この度、安倍総理大臣は念願叶って、「集団的自衛権の行使容認を閣議決定」した。
メディアも、賛否は兎も角、その様に伝えている。

だが、正直言ってこの閣議決定に対しては、強い違和感を覚えてならない。
賛成派は、これで手段的自衛権が行使できると思って喜んでいる。
一方、反対派は、より戦争へ巻き込まれると思って、怒ったり悲しんだりしている。
だが、どちらも不正解である。

はっきり言って、今回の閣議決定で集団的自衛権の行使範囲は、むしろ狭まったと言って過言では無い。
ここまで「限定的」であれば、むしろこれまでの方がマトモだったと言えるだろう。

例えば、ホルムズ海峡に機雷が展開されたとしよう。
今回の閣議決定によって、この機雷除去は可能か?

NOである。

ホルムズ海峡には、公海が存在しない。
イランの領海か、オマーンの領海か、のどちらかである。
もし、イランがオマーンの領海にまで及ぶ機雷の展開をした場合、その瞬間から国際法上は宣戦布告と同義と見倣される。
つまり、そこは戦場となるワケだ。
そこは後方ではないのである。
今回の閣議決定では、日本近海ではない中東での、戦場での機雷除去は出来無い。
これまでは出来ていた、中東での機雷除去活動すら、今回の閣議決定の「限定」「歯止め」のおかげで出来無くなったのである。

安倍総理は、「集団的自衛権」と云う文言に拘り過ぎた。
その為、公明党と無駄に長く協議を積み重ねた結果、がんじがらめの名前だけの「集団的自衛権」の容認となってしまった。
これは、公明党や、集団的自衛権行使反対論者の勝利である。
安部総理やその支持者にとって、そして集団的自衛権行使容認論者にとって、敗北である。
にも拘らず、誰もその事に気がついていない。
実に滑稽な状況である。

この閣議決定に伴い、現実に起こるであろう集団的自衛権は、行使される事は無いであろう。

集団的自衛権行使容認論者にとっては、この数ヶ月の時間を無駄に使ってしまったのである。
こんな事に時間を割く暇があったのならば、むしろ憲法改正についてもっと公に議論すべきであった。
解釈改憲等と云う姑息な手段に拘泥する余り、憲法改正の議論をする時間を、あたら疎かにしてしまったのである。

これからも、今回の閣議決定に伴う、各種法整備にまた無駄な時間が割かれるであろう。
だが、それよりもむしろ、憲法改正の議論を、国会などの公の場で早急に進めるべきである。
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